フリーターさん・パートさん・学生さん大歓迎です!
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仕 事▼書籍の販売及びそれに伴う作業
勤務地▼大阪市中央区難波5-1-5
高島屋大阪店地階西館書籍売場
資 格▼高校生不可
時 間▼@9:00〜14:00(15:00)A15:00〜20:00
★週4〜5日勤務で時間・曜日応相談
★@A両方勤務できる方、土日勤務できる方歓迎!!
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2010年03月10日
2010年02月09日
尼崎店おすすめの一冊 「陰陽師 天鼓ノ巻」
陰陽師 天鼓ノ巻 著者名:夢枕獏(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2010.01
ISBN :9784163288604
安倍清明、源博雅コンビが活躍する短編集。
今回は、琵琶法師蝉丸が四話登場する。
博雅の笛、蝉丸の琵琶の音に誘われるかのように、天から現れた童子の鞨鼓(かっこ)の響き。楽しい小編、『霹靂神(はたたがみ)』
蝉丸と妻との隠された哀しくも美しい話。『逆髪の女(さかがみのひと)』。
「あまりに悲しみが深いと、人はその悲しみに満たされて、心がどこかへ抜けてしまうということがあるのだな・・・・・・」。好短編、『器(うつわ)』。
人の心の哀しさが、笛と琵琶の音とともに奏でられる。陰陽師シリーズ最新作。
posted by at 15:12| おすすめの本
2010年01月12日
尼崎店おすすめの一冊 「小太郎の左腕」
小太郎の左腕 著者名:和田竜(著)
出版社:小学館
出版年:2009.10
ISBN :9784093862585
弘治2年(1556年)、戦国時代の西国。
小太郎はとてつもなく優しい。他人への思いを第一に考え、自らの心を殺す。常に笑顔を絶やさない。11歳という年齢で六尺近い体格にもかかわらず、その目は幼子のままだ。同年輩の子どもからすら阿呆扱いされている。
戸沢利高と児玉大蔵は互いの領国を狙っている。戸沢利高の甥図書の失策により、国境の戦で大敗を喫した戸沢家重臣林半右衛門は、山中で落ち武者狩りに襲われる。小太郎とその祖父要蔵に救われた半右衛門は礼を申し出るが、世間との関わりを断つ要蔵に拒絶される。それは小太郎の左腕に隠された秘密を守るためであった。
大軍を率いた児玉家重臣花房喜兵衛は、戸沢家の居城碧山城を取り囲む。林半右衛門の作戦により城方は善戦するが、兵糧倉を焼かれ、絶体絶命の危機に陥る。
飢えに苦しむ城兵を救うため、城を抜け出た半右衛門は小太郎の元へ向かう。
半右衛門の策謀により、小太郎は復讐の鬼と化す。
敵味方に分かれながら、長年の友のように互いを信じ、振舞う林半右衛門と花房喜兵衛。
命をかけながらも底抜けに明るい男たち。
映像が浮かび、ドラマを見るようなテンポのいい時代小説。
『のぼうの城』『忍びの国』に続く、和田竜の3作目。
posted by at 15:49| おすすめの本
2009年12月30日
尼崎店 オススメの一冊 「巡査の休日」
巡査の休日 著者名:佐々木譲(著)
出版社:角川春樹事務所
出版年:2009.10
ISBN :9784758411455
強姦殺人の容疑で指名手配中の鎌田光也は、ストーカー行為を繰り返していた村瀬香里の部屋に侵入、襲うとしたところを小島百合巡査に撃たれる。
9日後、入院先の病院から人質を取り逃亡した鎌田は、洞爺湖サミットで厳戒態勢の札幌から忽然と姿を消す。
1年後。よさこいソーラン祭りで賑わう札幌。
村瀬香里に届いた一通の脅迫メール。それはストーカー鎌田からのものと思われた。
逃亡した鎌田は、さらに神奈川でパチンコ店の現金輸送車を襲撃する事件を起こしていた。逆恨みの復讐のために札幌に立ち戻り、新たな事件を引き起こすのか。
次々と届く脅迫メール。祭りという人出の多い時期に加え、よさこいソーラン祭りにダンサーとして参加する香里の警護は困難を極める。小島百合は香里の演舞チームに入り、行動を共にすることに。
追跡。逮捕。事件解決と思われた瞬間、事件は新たな展開を見せる。
『笑う警官』の道警シリーズ最新刊。
posted by at 14:41| おすすめの本
2009年12月17日
尼崎店 おすすめの一冊 「SOSの猿」
SOSの猿 著者名:伊坂幸太郎(著)
出版社:中央公論新社
出版年:2009.11
ISBN :9784120040801
家電量販店で働く遠藤二郎は、かつてイタリアに留学していたとき、エクソシストの資格をもつ神父の助手をしていた。帰国した二郎は、神父のすすめから、口コミで悪魔祓いをしている。
知人から、彼女の息子である眞人のひきこもりについて相談を受ける。
自宅を訪れた二郎に、眞人の口から信じられない物語が語り始められる。
五十嵐真は、システム会社の事故調査担当である。
顧客である証券会社で起こった損害額300億円を上回る誤発注事故の原因調査を依頼される。原因をさかのぼり始めた五十嵐の前に現れたのは・・・。
物語と現実が交錯する不思議な世界。
「救急車のサイレンを聞くと、どこかで誰かが、痛い痛い、って泣いてるのかな、ってそう思うんです」
借金に苦しむ女性。虐待される少年。
他人のSOSを強く感じながら、何も出来ない無力な自分に傷つく二郎と眞人。
突然姿を消した猫。別れた妻。
「二度と会えない誰かが今どうしているのか、最後まで見届けられなかった現実がその後どうなったのか、物語を想像してみると、救われることはあるんです」
因果の糸でつながる物語は、人の心を癒してくれるのか。
posted by at 13:24| おすすめの本
2009年12月11日
尼崎店おすすめの一冊 「弩」
弩 著者名:下川博(著)
出版社:小学館
出版年:2009.05
ISBN :9784093862486
鎌倉時代末期。因幡の国の山村。
吾輔は自前の田を持たぬ小作である。楠正成の郎党で、砂鉄を探しにやってきた義平太たちと出会う。縁あって義平太の妹小萩を吾輔は妻に迎える。
吾輔の夢は商人であった。義平太の力を借り、村の特産品の柿渋で商いを始める。
雪被りの柿渋として売り出した商いは成功し、その交易で村は大きく潤う。
かつて吾輔の村の領主であった東盛義とその弟盛次は落ちぶれ、悪党と化していた。東兄弟はその富を狙い、村を襲おうとする。
弩(ど)とは弓の一種であり、西洋ではクロスボーと呼ばれる。
吾輔たち村人は弩を手に、義平太が立てた作戦に従い、兄弟たち騎馬武者を迎え撃つ。
百姓たちは搾取・略奪されるだけの弱者ではない。これは、自由でいきいきとし、自らを守る百姓の物語である。
posted by at 16:23| おすすめの本
2009年11月12日
尼崎店おすすめの一冊 「哄う合戦屋」
哄う合戦屋 著者名:北沢秋(著)
出版社:双葉社
出版年:2009.10
ISBN :9784575236644
天文十八年(一五四九年)。信濃の国。
南信濃には諏訪頼重を滅ぼした甲斐の武田晴信が、北信濃には村上義清が勢力を振るっている。中信濃はいまだ土豪が割拠している。
信州一円にその武勇が鳴り響いている石堂一徹。かつて村上義清に二千石で仕えていたこともある彼が、なぜか中信濃で所領三千八百石の遠藤吉弘の家来となる。
一徹の胸には、富や出世には変えられぬ、大きな夢があったのだ。
一年余りの間に次々と周囲の敵を倒す一徹。彼は単に武勇の人ではない。古今東西の戦史に通じ、この十数年、指揮した合戦で負けたことが無いという、戦略家であった。
類まれなる才能を持つ一徹の不幸は、その溢れる才能に全てを任せきれる大きな器量をもつ主人が存在しないことであった。
愛するものを守るため、最後の、そして会心のいくさに臨む哄う合戦屋。
こんなに気分のいい時代小説は滅多にない。
posted by at 13:19| おすすめの本
2009年11月08日
尼崎店おすすめの一冊 「笑う警官」
笑う警官 著者名:佐々木譲(著)
出版社:角川春樹事務所
出版年:2007.05
ISBN :9784758432863
不祥事が相次ぐ北海道警。ミス道警と噂される婦人警官が殺害される。
容疑者は津久井卓巡査部長。道警本部は彼の射殺指令をだす。
かつて津久井とおとり捜査でチームを組んだ佐伯宏一警部補は、道警本部の拙速な指令に疑問をもつ仲間とともに裏捜査本部(自称バンド)を結成する。
北海道議会は、道警の不正な裏金問題を究明するための百条委員会を設ける。そこでは公務員の守秘義務は免責される。津久井は委員会に証人として呼ばれていた。
無実が明らかになった津久井を口封じの射殺指令から守り、明朝の道議会に無事送り届ける。佐伯たちに残された時間は24時間。
バンドの情報が漏れている。仲間に裏切り者がいるのか。
ウラのウラをかく情報戦。ベテラン刑事の捜査技術。パソコンのよる情報収集と分析能力。すべてがプロフェッショナル。
濃厚な警察小説。11月14日映画公開。
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2009年10月08日
尼崎店おすすめの一冊 『終末のフール』
終末のフール 著者名:伊坂幸太郎(著)
出版社:集英社
出版年:2009.06
ISBN :9784087464436
8年後、地球に小惑星が衝突し、壊滅状態となる。この事実が公表されると、人々はパニックに襲われ、食料強奪、殺人、自殺と「何でもありの世の中」になってしまう。
それから5年。人口は減り、社会はようやく落ち着きを取り戻し、小康状態となる。
仙台北部の住宅地「ヒルズタウン」。それぞれの終末、8つの物語。
桜庭富士夫はなかなか決断できない。妻美咲との出会いも、山の手線で内回りか外回りか悩んでいる券売機の前であった。小惑星衝突まであと3年。妻の妊娠に産むか産むまいか。そして下した決断。『太陽のシール』。
両親が自殺。ひとり残された田口美智は、父の書斎の本をすべて読むという目標をたてる。4年かけて目標を達成した美智は、新たな目標「恋人をつくる」ために外に出る。『冬眠のガール』。
残された時間は3年。家族を、大切なひとを守り、なりふり構わず生き抜く。
最後の瞬間、あなたの隣にいるのは誰だろう。
posted by at 12:46| おすすめの本
尼崎店 おすすめの一冊 『火天の城』
火天の城 著者名:山本兼一(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2007.06
ISBN :9784167735012
桶狭間の戦い当日の早朝、熱田宮御修理番匠頭である岡部又右衛門は、戦勝祈願に訪れた織田信長と出会う。
打てばひびく大工を探していた信長は、又右衛門の手腕に惚れこみ、家臣とする。
安土城築城とそこに五層七重の天守を建てる匠たちの物語である。
天守の親柱を求め、敵国武田領内の木曾谷に入る又右衛門。その気概に打たれた木曾義昌と杣の頭甚兵衛の助力を得る。
「ここの檜は、一寸百目といわれる糸柾だ。五尺なら樹齢二千五百年の御霊木だぞ」
「きれいな石だ。なぜ天守台に使わぬ」
総奉行丹羽長秀の問いに、石工頭戸波清兵衛。
「石が行きたがるところに積め、と申しましてな、それがし、石の心を読みながら、積む場所を決めておりまする」
木挽頭の庄之介は、親柱となる木曾檜のその間隔わずか1厘(0.3mm)の年輪を克明に紙に写し取って、ただただ、ひたすらどこまでも丸いことに感動する
「これだけきちんと丸い檜だ。柱にして、もしもわずかでも柾目がゆがんでおれば、どんな言い訳もきかぬ。すべて、わしのせいだ。わしの心胆が曇っておるせいだ」
「親父」「どうしてそのように自信がある。なぜ心配にならぬ」
息子の問いかけに又右衛門が答える
「建ててしまったものは、どうにもならぬ。そのことに気づいてから、わしは目の前の仕事でけっして手を抜かぬようにした。大工にできるのはそれだけだ。それ以外なすべきことはない」
ゆるぎない匠の言葉。何度読み返しても新たな発見がある。骨太の時代小説。
posted by at 12:43| おすすめの本
